トップページ > 薬剤師の年収の今後

薬剤師の年収の今後

薬剤師が今後過剰状態になるといわれています。そうなると気になるのが年収の今後の変化です。どの職業でも収入は需要と供給のバランスによって決まります。需要に対して供給が過剰気味になれば当然収入が下がることが予想されるのです。では薬剤師に関してはどうでしょうか?

まず現在のところの薬剤師の年収を見てみましょう。平均年収は約520万円ほど。この数字は過去10年で20万円ほどアップしています。この数字だけを見れば過剰問題が指摘されながらも減少するどころか上昇していることがわかります。過剰問題はこれから深刻化するとの意見もありますが、それほど急激な減少が見られる気配はないようです。

平均年収の面だけで見れば年収の今後は深刻に考える必要はなさそうですが、必ずしもそうとはいえない面もあります。なぜなら就業環境や雇用形態の多様化が進んでいくことが予想されているからです。これまで薬剤師の仕事といえば調剤薬局が大半を占めていましたが、これからそれ以外の選択肢の比重が増していくとされています。全国規模で増えているドラッグストアのほか製薬会社や食品、化粧品メーカーでの品質管理薬剤師、治験業務など、こうした職場ごとに年収の水準が異なってくるほか、成果主義を導入しているところも多いです。

おなじ職種でも個人個人で収入に大きな差が生じてくる可能性があるのです。つまり、平均年収そのものはそれほど変化しないものの、高収入を得ている人とそうでない人との落差が目立つようになるのでは、と予想されているのです。また、過剰問題によってパートやアルバイト、派遣社員などの雇用が増えていく点も年収の今後に影響をもたらすでしょう。

たとえば製薬会社のMRは成果主義が徹底している典型的な職場です。有名な製薬会社で結果さえ出せれば年収1000万円越えも珍しくありません。総合商社の品質管理薬剤師もかなりの高収入が期待できるでしょう。しかし結果を思うように残せないMRやドラッグストア勤務の場合、年収400万円以下に留まってしまうケースも増えてきます。

このように、薬剤師の年収に関しては過剰問題と需要の多様化が進むことで格差が生じることが予想されます。資格を取ったらもう大丈夫、ではなく安定した雇用環境とスキルに見合った収入を得るためにも働きながらキャリアアップを目指していく姿勢が求められるでしょう。またその意欲を高めるやりがいのある職場を見つけることも重要になりそうです。特にこれから就職・転職を目指す人はこの点に注意して職探しを行っていきましょう。

年収アップ向け!薬剤師求人サイトランキング!